福井県での実績件数、現在、747件(2016年末、弊社調べ)
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創業26年の骨董買い取り実績。誠実な価格でお客様第一主義。

  福井県 古道具ことはじめ


古道具イメージ

古道具の査定は土地の歴史を熟知することから。

政の上で、いまは福井県、そして昔は越前の国と若狭の国にわかれる福井には多様な古道具が残っています。

 越前地方と一口にいっても、北前船が寄港した日本海側の港町や福井県嶺北地方を流れる九頭竜川流域は古代から非常に人と物が行き交った大物流網ですし、 対して、福井藩や大野藩の御城下周辺の城下町の形、そして嶺北から南にかけての郊外山間地域これはもう随分と生活から風習まで違いました。

 今でも、やはり気風も含めて言葉も違いますし、そうした差異は大変貴重なものだと古道具を商わさせていただいていると思います。

 まして永平寺や近世まで大変勃興した白山信仰という形での宗教的な意味合いも深く、福井を語るときにはやはり宗教上の信仰というものがしっかりと土地に根付いているという面もまた、 現代の隠れた「日本一」をたくさん持つ福井の本当の豊かさということがあると思います。

 現在の日本で「住みやすい県」ナバーワンという意味合いには、そうした風土と精神文化が繋がっているという流れを認識しないと福井の古道具を識ることは大変難しいと思います。

古行灯
食住がイコールで日本の古道具を生み出しました。様々な階級や階層の生活文化が必要や必然から道具を生み出し、それが土地の風土や文化に合わせて、その土地その土地の形態へと特化していく。

 それが幕末まで、少し贔屓目に見ても明治の前期ごろまでの日本の文物のあり方でしたが、今のグローバル社会はその全く逆にむかいます。

 世界規模で多様なニーズに応えるために世界規模のマーケティングを行い、中国やベトナムなどの人件費が安い国に技術移転して大量生産させる。そうして世界中全く同じものが行き渡っていくのが現代です。

 ですので、古道具のように地域の「市場側」つまり使う側の風習や習慣、利便性の必要という、「そこだけ」の特色がすごく残るものというのは、今の時代には情報産業と観光程度しか残りません。

野良着
時はやはり生活に合わせて相当モデファイされてきた家具なども、やはり地域ごとに大変形態やデザインが変わっておりました。

 いまや全国で、ニトリさんやIKEAさんの家具が並ぶ時代には考えられない事なのですが、 もっと地域に流動性がなかった時代には例えば衣装箪笥というものを見ましても、もうこれは若狭と越前でさえそのデザインや構造は驚くほど変わりました。

 こういう変化を知っているという事は地元の古道具を買い取る上で、実は大変重要な事です。特に組み合わせやセットになっているものの知識、 そして、流派や・・・福井県の場合はお家それぞれの宗派によっても違うのですが、絶対これはお持ちだろうとか、こういうのはどこかにしまったままだとか、 そういう事がわかります。

 瀬戸焼や古伊万里や明治期の九谷の食器についても、福井県向けのものがあり、生活に根ざした揃いものというものがあります。北前船や九頭竜川の河川流通、越中や飛騨や能登との交易、若狭から琵琶湖に向けての湖上流通など、 当時すでに複雑な流通をたどった受注生産品であった事がわかります。

角樽

ちろん、福井には現在も世界に通ずる独特のものづくりの形というものがいくつもあります。 鯖江のメガネにしても、一時完全に中国に技術流出させたことが大変あだになりましたが、付加価値を武器に世界市場で立ち向かっているという大変立派なものづくりがあります。

 確かに、福井県下のものづくりは概ね地域文化となにより、やはり江戸近世の福井県下の各藩の殖産奨励策という流れが確実に繋がっていますから、そうした意味で生産としては地域社会が生み出したものです。

 しかし、昔の古道具と最大限違うところは、地域の人々が地域に向けて作った独特のものという、かつては当たり前だったベクトルは削られ、  生産地と生産者は世界中の「不特定多数」に目をむけ、世界相手にものを作っているという形は全く昔のものづくりとは異なっています。

 そうした意味で「もの」と「地域」の結びつきはほとんど失われているわけです。 また、家にある古道具の多くももっと便利で効率の良いものがたくさん大量に溢れていますから、当然、地域と結びつく必要性が弱まります。

 今の簡便なものと比較すれば、わざわざ、不便で危険で、いつもメンテナンスを欠かせないものを使い続けていくのは、忙しい生活の中ではやはり無理があります。 生活がさらに激変しつつある現在、結局、そうした古道具は日本中で現役から外れ、意味を失いつつあります。

ちろん、あえてそれらの古道具を郷土の誇りとして今に伝え使い続けようという立派な運動もあり、また、そうした製造技術を残して伝統産業として維持する試みもされています。

 それが仮にコシヒカリのような農業技術や飲食物、ある程度消耗していく越前和紙や若狭塗の箸、越前打刃物の包丁ような消耗産品であるなら、 伝統技術維持の試みと古道具の郷土資産としての維持には矛盾はほぼ生じず、むしろ伝統文化によって裏打ちされた共栄関係を生み出します。

 ただ、あとあと残るもので、現在使用用途が限られるか、装飾として使われるようなものは、古いものを残すと今のものが生産されそれが使われていく余地を争って競合することになるのです。

 使う人の総体の数が増えなければ、減る一方であれば、古いものを大切に使うと、今のものが売れなくなります。 しかし、だからといって古いものを簡単に捨てれば、普遍的な良さを求める傾向に強い伝統産業の本来の意味から逸脱するというジレンマが生じてしまうわけです。

 そうなると結局、古いものをそのまま作り続けるのではなく、古い伝統産業の技術を使い「今に合致した現代のもの」を作らなければならないということになります。

 つまり、「そのまま」の古い物はそこで居場所を失うのです。つきつめていくと、やはり地域社会の狭い範囲の力「だけ」では、地域の古道具全体の維持というものは極めてむすかしくなります。 現代の生活の中で使わないもの、使えないもの全てを地域の力だけで残すことはやはり不可能です。それらをあえて大切に使おうという「物好きな」不特定多数の外の人達の力が必要なのです。

丸岡城

たしたちは、地域資産である古道具をお譲りいただき、それを丁寧に修復し、あえてそれを使ってみようとする次の方々へと「橋渡し」をしていると考えています。

 古道具屋や骨董屋はよくわからない価格をつけて適当なことを言って持ち帰り転売しているにすぎないという全体への批判ももちろん理解しています。しかし、私たちは独自の取り組みを通じて、それを現代に再生産し、 日本の社会にいくばくかの些細な貢献ができると信じ、転売を目的にした骨董・古道具の買取りはいたしません。

 地域資産である古民家をリノベートしたり移築したりする古材建築業のような役割をにない、古道具や骨董と向き合っています。

 ですので、今はもう使っていない古道具をお持ちで、それらを将来的にも使われず、かつメンテナンスが出来ていないようでしたら、ぜひ弊社買取サービスを通じて、後の世に伝えていくことを考慮に入れてみてください。

 ご連絡をお待ちしております。


 ここから典拠
「福井県史(近世・近代)」「江戸の道具から見た生活史」「福井藩の歴史」「福井モデル-未来は地方から始まる」「福井地域学―地方創生に向けて」他


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福井県公安委員会登録業者 60101h154077号

買取りリスト


「お客様の声」2017年、夏季の滋賀県の実績の一部をご紹介します。
お客様の声

様々な古い品物や古道具類の買い受けには信頼の書面査定
納得して頂ける丁寧なご説明が当社の自慢です。


福井県の生活用具をお譲りください。

飼い葉桶(古民具)

井の生活用具類は様々なものがありますし、お邪魔したお家で多くのものを買い取らせていただいております。

 古い物は押入れの中や古箪笥の中、蔵の中の長持ちの中、そして床下や納屋の隅に押しやられています。

 民具は昔の人々の日常の用具でしたが、今はもうほとんど使われなくなりつつあります。

 藁や木、布でできているものは、ここ数年で随分痛みが激しいものが著しく増えました。せっかくお邪魔しても、コンディションが悪すぎてさすがに買い取れないものが増えつつあります。

 住まない家と同じで、使わない昔の道具は短期間で驚くほど傷みます。

 油で磨いたり、洗浄したり、加湿したり、虫除けをぬったりしながら使ってきた昔の道具は、使い続けると驚くほど長持ちしますが、使わなくなると途端にダメになります。

刳り貫き盆(古民具)

れは昔のものの素材や構造によるところが大きいのです。鉄のものならほったらかしにすれば錆びる。 保湿剤を使わなければ皮のものならひび割れる。適度に日光に当て油で適度にしめなければ、木製品や藁なら虫が食べたりカビが生える。

 プラスチックやステンレス、ナイロンやカーボン・・・そんな素材がなかった時代です。それは味わいを楽しめるというもですが、日々の暮らしではなかなかそうもいきません。

 もし、お家にそのようなものをお持ちなら、ぜひ取り出してメンテナンスしてあげてください。着物や家具は虫干しをしてください。

 そうしてやらないと、早い期間で取り返しがつかないほど痛むことが多いです。塗りものも時々実用で使ってください。湿度は60%がベストで、適切に湿気を帯びないと本体が割たり、漆がはがれ始めます。 ただ、湿度が過ぎるとカビが生えます。

 もちろん、きっちりと管理しメンテナンスを続ければ管理できるのですが、本家筋なら冠婚葬祭を主催したこともあり道具の量は膨大な数です。 その上、昔は家に人手が多く、また大きなお家なら下男や女中と呼ばれる人が日々こうした道具のメンテナンスを続けていたのです。

 ですから、もうお使いになられないものが、特に古い大きなお家の納戸や蔵の中で、少しづつ失われていくことを予防するのは、おそらく日本人が大正時代ごろの生活に戻らない限り不可能なことなのです。

 そして、こうして古いものが人知れず朽ちうしなわれていきます。

越前塗椀

社はそうした使われなくなった古道具や骨董を福井の一般の方からお譲りいただき、丁寧に洗浄し、分解し、修復、そして調整し、敢えて今使いたいという方に販売しています。

 ですので、常に私たちは古道具や骨董を探しています。県内のご家庭からご連絡をいただき、買取りをさせていただいております。

 一つでも残していただくため、お使いになっておられないのであれば、弊社にお譲りくだされば必ず役立てます。もちろん、お客様立会いのもとできっちりと書面査定し、ご説明した上でお見積りいたします。

酒田箪笥


 

何より昔のものを修理する意味。

 近のフランスから始まった一連のプロカントブームの影響で、古道具をクリーニングせず、直さないで使う事が「かっこいい」という風潮が風です。

 金具のとれかけた多段式のナラ材引出しとか、スイッチの壊れた卓上ランプ、引出しが軋んで開きにく箪笥を部屋に置く。 時間の持つ崩壊や劣化の作用を含めた一種の退廃的な魅力も含めて、ビジュアルとして部屋に取り入れてみる。

 もちろん、使い込まれた風合いというのは古道具にとっては大変重要な魅力だと思いますが、 故障とか汚れまでそれに含めるのかは議論の分かれるところではないでしょうか。

組木細工

 社の系列企業である向日町修理工房は、そうした古道具の修復専門工房ですが、 分解し、汚れを取り除き、徹底的に修復しています。世の中の流れとは少し違った事を続けています。

 てんきゅうの買取りシステムと工房の修理技術力、そして各系列店舗の販売網がリンクすることで、 多様な日本の品物が伝世し、大切にする方の元できれいに使われて残っていく・・・。私たちは常にそうありたいと考えています。

 ただ、ブロカントブームに関しては、全てではないとして、そうした趣味のブログを読んでも、そういう集まりの人たちの声を聞いても、 ブロカントのものは飽きたので買い替えたり、使いにくいものは処分したりされ消費されるという側面も持っている事に驚きます。

 ブロカントはブームであり、ファッション的な流行的な要素が強いため、「日本の古道具は飽きたので北欧の古道具に買い換えた・・・」という事になります。

 つまり、「古道具」もまた「消費」されるものであると・・・。

 たちはそうした考え方から決別し、流行は追いません。査定金額には市場の流行を反映させますが、 しかし、流行しているからを買取りの理由にはいたしません。
 そして、これからも敢えて徹底的に分解洗浄し、削り、塗装し、研磨します。 それがお譲りいただいた方への回答であり、今後も伝世し長く使い続けられることの前提だと感じているからです。

 私たちは京滋の土地の結びつきを通じて、流行に流されず、地域の文物を常に守り続けるものであり続けたいと決意しております。

陳列台


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典厩(てんきゅう)
京都府公安委員会古物許可11109610014号
滋賀県公安委員会古物許可60101h150047号
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copy right 典厩1990
HP START 2000.8.10/RE-S.2005.1
LAST UPDATE.2016.09.22

0120887543


本社/京都市山科区安朱中溝町41-2・滋賀店/大津市坂本

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